よう先生の日々

よう先生の日常生活について レゴブロックやバルーンアートで遊ぶ日々

LEGO®︎ 40410とクリスマス・キャロルについて

レゴセット、 LEGO®︎ 40410 チャールズ ディケンズ トリビュート( ”Charles Dickens Tribute")のレビューとクリスマス・キャロルのお話をしたいと思います。

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Lego Holiday Charles Dickens Tribute a Christmas Carol Exclusive 40410

クリスマス・キャロルのお話について

多くの方が知っているのではないかと思われる小説「クリスマス・キャロル」。この作品を書いたのは、チャールズ・ディケンズというイギリスの小説家です。 

強欲で冷酷な商人スクルージが、あるクリスマスイヴに、7年前に亡くなったビジネスパートナーである、マーレイの亡霊と再会します。翌日から、そのマーレイが送りこんで来た三人の幽霊たちに連れられ、過去、現在、未来の自分の姿を見る事に。過去、貧しくても楽しく幸せだった頃の自分、現在の自分の周りの人々の姿、未来の自分の死後の寂しい様子などを見ていく内に、色々考え、胸を打たれたりして、最終的に心を入れ替えるというお話です。

毎年、クリスマスの季節になると、この物語の映画がテレビで放送されたり、あちこちで劇やミュージカルなども行われたりしますね。私も毎年のように、クリスマス・キャロルの映画を見ます。地元の劇団のお芝居も見たことがあります。この物語に触れる度に、周囲の人へもっと感謝し、優しい人間になりたいなと、考えさせられます。

今年は久しぶりに小説も読みました。やはり小説の方が、言葉の一つひとつが映画を見るよりも、確実に心に響きます。改めて素敵なお話だと感じました。せっかくなので、この機会に原作(英文)も読みたいです。

この小説を通して一番感じるのは、自分は恵まれた環境にいて幸せなんだな、という事です。クリスマス・キャロルの映画を見たり、小説を読んだ後には、温かい気持ちなるし、周りの人にもっと親切にしようと思います。けれども、もしも、私が本当にお金に困っていたり、天涯孤独な人生だったとしたら、この小説を読んだり映画を見たとしても、同じ感情になるのだろうか?と疑問に思ってしまいました。平々凡々な暮らしではありますが、この小説を読んだ後に、素直に感動できるという事自体が、本当に幸せなことなのかもしれません。

感じ方や考え方は人それぞれなので、この小説を読んで、素晴らしいと思える人、温かい気持ちになる人、働き者のスクルージの何が悪いんだと思う人、一晩くらいでそんなに人が変われる(更生できる)はずなんてないと思う人、色々な感想があると思いますが、あなたはどう思いますか?

クリスマス・キャロルの映画3つを紹介

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クリスマス・キャロルの映画は昔から数多く作られています。私が一番最初に見たのは、小さい頃にNHKでやっていた白黒の映画です。ミュージカルやアニメーションなどを合わせると、クリスマス・キャロル関連物が20作品以上あるようです。その中で、私が実際に見た事がある、好きな映画を3つ紹介したいと思います。

クリスマス・キャロル(原題 ”A CHRISTMAS CAROL")


クリスマス・キャロル [DVD]

こちらは、1999年に作られたTV映画です。ほぼ原作通りにお話は進められているし、スクルージは禿頭ですが(私のイメージの中では、スクルージは禿げてないので)、イギリスの役者さん(パトリック・スチュワート)が演じていて、英語もイギリス訛りで、クリスマス・キャロルの雰囲気に合っています。

「クリスマス・キャロル」(原題 ”A CHRISTMAS CAROL")


Disney's クリスマス・キャロル(吹替版)

こちらは、ディズニーのCGアニメのクリスマス・キャロルになります。声はジム・キャリーです。ジム・キャリー、なんとこの映画の中で、スクルージの少年期から老年期までの4役と3人のゴースト役を一人でこなしています。すごいですね。ディズニーの作品の割には、イマイチ騒がれなかったように思いますが、私は気に入っています。CGなので、幽霊たちがとても綺麗に描かれているし、話の筋も原作にかなり近いと感じました。子供向けのクリスマス・キャロルのアニメは他にもたくさんありますが、こちらも是非観て欲しいです。日本語吹替版は山ちゃんこと山寺宏一さんが演じているらしく、ジム・キャリーと同じく、声の使い分けをしています。吹替版はまだ見たことがないので、一度見てみたいです。

「3人のゴースト」(原題 ”SCROOGED")


3人のゴースト (字幕版)

こちらの映画は、ケチで性格の悪いテレビ局の社長が、3人のゴーストと会う、現代版クリスマス・キャロルです。コメディ映画です。個人的に主役のビル・マーレーが好きなので、今までに何度も見ました。クリスマス・キャロルの映画は、少し構えてしまいますが、こちらだと気軽に見れるし、最終的に伝えたいメッセージは同じなので、レンタルする時は、ついこちらのDVDを手に取ってしまいます。 少し古い映画ですが、コメディ映画が好きな方は、楽しめると思います。

LEGO 40410 ”Charles Dickens Tribute”レビュー

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ここからは、クリスマスキャロルを題材にしたレゴセットLEGO 40410 ”Charles Dickens Tribute" についてです(すぐ上の写真は、箱の裏面です。今回の箱のデザイン、とても好きです)。

今年は、チャールズ・ディケンズが亡くなってから150周年となります。その記念として作られたこのトリビュートセット。このセットは、アメリカでは、2020年11月21日と22日のVIPウィークエンド、及び11月27日から330日までのブラックフライデーセール期間、150ドル以上お買い上げで貰えるプロモーションセットでした。日本では、これから出回るみたいですね。

レゴに150ドル以上使うのは…と躊躇したのですが、クリスマスキャロルのお話は好きだし、毎年のように映画も見るので、どうしても欲しくなり、小さいセットを色々150ドル分購入することにしました(主に友人子供などへのプレゼント用)。今年のレゴ買い納めです。私は張り切って(?)レゴVIPウィークエンドにオーダーしました。この週末は、貰えるVIPポイントが倍になります。おかげで、約15ドル分使えるポイントもゲットできました。

通常は、注文して次の日には「発送しました」のメールが届くのですが、今年は、新型コロナの影響で、発送連絡のメールが届いたのは、注文してから五日後。注文して数日後には「送るのに少し時間がかかっています、もう少しお待ち下さい」との説明メールも届きました。最終的に、注文してから手元に届くまでに今回は1週間以上かかりました。日本ではありえない遅さかもしれませんね。でも、待つ時間が長ければ長いほど楽しみも倍増するので、そこまで気にならなかった私。無事に届いたので早速オープンです。この大変な最中、届けて下さった宅配業のお兄さんにも感謝です。

型番、発売年、ピース数、対象年齢

セット型番/名前: 40410/Charles Dickens Tribute

入手場所:LEGO Shop(オンラインショップ)、プロモーション:150ドル以上買い上げで貰えた

発売年:2020年

ピース数:333ピース

対象年齢:8歳以上

写真

箱の中には、ブロックの入った袋が4つ、シールシート、組み立て説明書が入っていました。

組み立て説明書は縦長です。いつもの横長のよりも、こちらの方が私は好きです。

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ミニフィグ

このセットにミニフィグは3体入っています。

主人公のスクルージ (Ebenezer Scrooge)

大きな帽子を被り、厳めしい顔をしています。手には傘を持っていますよ。

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ボブ・クラチット(Bob Cratchit)

スクルージの部下クラチットです。トルソが素敵です。後ろもきちんとプリントされています。

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ティム・クラチット( Tiny Tim)

ティムだけがデュアルフェイスです。赤いマフラーが可愛いです。

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完成図

クリスマス・キャロルの本の土台の上に、物語のワンシーンをイメージした家の様子が表現されています。クラチット家です。

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土台は小さく、手の平サイズです。

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上から見ると、こんな感じ。左サイドが家の中、右サイドが家の外の冬景色です。

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外には、外燈、ランタンに小さななツリーがあります。

壁と窓の部分がドアだったら、もっと良かったかな。

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別の角度から。壁や屋根の色彩が落ち着いていて、とても気に入りました。

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小さいセットながら、家の中にもミニツリー、暖炉とリースがあります。

床や壁など、シールを貼るのが苦手な私には、ちょっと大変でした。

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 このセットの一番のポイントは、この隠された引き出しでしょうか。

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引き出しのスペースは小さいので、鍵や小さなジェリーくらいしか入らないです。

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ティムが隠れようとしましたが、髪の毛とマフラー部分が引っかかってしまい、閉まりませんでした。

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最後に

最後までお読み下さり、ありがとうございます。チャールズ・ディケンズの、トリビュートのレゴセットLEGO 40410と、クリスマス・キャロルについて紹介しました。クリスマス・キャロルの映画が複数あるのは知っていましたが、今回調べてみたら、思ったよりも数多く作られているので、驚きました。まだ見たことのない作品にも今後チャレンジしたいと思いました。

レゴセットについては、とても気に入ったので、貰う事ができて良かったです。狭い我が家には、これくらいコンパクトなセットが飾るのにも丁度良いです。背表紙が綺麗なので、クリスマスが終わったら、土台の部分だけ本棚に並べておこうかなと思っています。

クリスマスの定番のツリーやサンタクロースなどのセットも良いですが、クリスマスに因んだ小説のセットもなかなか素敵ですね。