よう先生の日々

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漢検2級勉強法〜セクション別勉強法〜

40代おばさんが実際にやった漢検2級の勉強方法です。セクション別に説明します。

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はじめに

46歳という年齢にして、漢検2級にチャレンジし合格しました。一発合格で190点でした。せっかくなので、おばさんが実際に行った、漢検の勉強方法を記したいと思います。勉強方法は、それぞれに合ったやり方があると思うので、参考程度にお読みいただければと思います。私のやり方は、スローペースなので、短期間で漢検2級に合格したいという方は、他にもっと適した勉強法があると思います。40代後半ともなると記憶力がもえてきているので、若い方々とは覚える速さがかなり異なると思います。私が使った問題集などはについては、別記事を参照して下さいね。

漢検2級のセクションは9つ

漢検2級は次の9つのセクションに分かれています。

『読み』『部首』『熟語の構成』『四字熟語』『対義語・類義語』『同音・同訓異字』『誤字訂正』『送りがな』『書き取り』です。

私は主に、2冊の問題集を使用して学習しました。漢検2級漢字学習ステップ(日本漢字能力検定協会)漢字検定2級[頻出度順]問題集(高橋書店)です。題名が長いので、これから説明するにあたり、漢検2級漢字学習ステップを「ステップ」、漢字検定2級[頻出度順]問題集を「頻出度順」と省略して書きたいと思います。


漢検 2級 漢字学習ステップ 改訂四版


漢字検定2級〔頻出度順〕問題集 (高橋の漢検シリーズ)

読み

先ずは、一番簡単で点数が取りやすい「読み」のセクションです。漢字は、書けないよりも、読めない方が恥ずかしい思いをする機会が多いと思います。分からない単語に出会っても、読めさえすれば、検索する時も打ち込みやすいので、読みは確実に習得したいところです。

私は、漢字の読みに関しては、2冊の問題集の「読み」問題を、ひたすら解きまくりました。分からなかったり、間違えた読みにはチェックをつけて、後でまたやり直すという、古典的なやり方です。実際の漢検2級の読み問題は、準2級と2級の新出漢字を中心に出題されるらしいです。その他にも、高校で新しく出た読み方や、特別な読み方の漢字も勉強が必要ですね。

ステップの問題集の最後の方に、下記の一覧が載っていて、便利ですよ。

  • 「高等学校で学習する 音訓一覧表」
  • 「常用漢字表 付表(熟字訓、当て字)」例)乳母(うば)、山車(だし)など
  • 「二とおりの読み」例)寄贈(キソウ→キゾウ)など
  • 「注意すべき読み」例)春雨(はるさめ)、反応(ハンノウ)など

そして、新聞や本、ネットの記事を読む際、読めない漢字にぶつかったら、面倒臭がらずに、その都度読み方を調べました。これも大事な事だと思います。漢検の勉強を一旦始めたら、嫌でも目につく漢字全てに、気を配るようになると思いますが。

読みの場合、ネット上の問題を利用すれば、隙間時間にスマホなどでサクッと確認しやすいですよね。こちらのサイトなど、とても便利だと思います。

kanken.jitenon.jp

部首

部首に関しては、問題を解いて覚える。それから、新出漢字を覚える時には意識して、部首も一緒に記憶しました。部首が怪しい漢字がは、きちんと辞書で確認しました。それから、「心」が含まれている漢字は、ほとんどの場合、部首が「心」だったり、体に関係する漢字はその漢字がそのまま部首である、など、自分なりにルールを見つけながら(勝手にルールを決めながら)、覚えたりもしました。

漢検2級で部首は、10問で10点で、配点は全体の5%程度です。それに、部首を覚えたところで、生活の中でそこまで必要もないと思います。もしも、部首の学習にはそこまで力を入れるつもりがなければ、頻出度順最後の方の「部首 頻出ベスト100」のページが役に立つと思います。試験に出やすい部首がまとめられています。

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私なりに見つけた、部首の法則?らしきものを、時間がある時にまた書きたいと思います。

熟語の構成

熟語の構成は、5個の選択肢から選びます。

 ア 同じような意味の漢字を重ねたもの

 イ 反対または対応の意味を表す字を重ねたもの

 ウ 上の字が下の字を修飾しているもの

 エ 下の字が上の字の目的語・補語になっているもの

 オ 上の字が下の字の意味を打ち消しているもの

このセクションは、アとイは比較的見当がつきますし、オは「不・無・非・否・未」が付く言葉がほとんどそれなので、判断しやすかったのですが、ウとエが、いまいち分かりにくかったです。

頻出度順には、最初の「出題傾向と攻略ポイント」のページに、丁寧に判断の考え方が説明されてます。

ウは文に置き換える 

 例)強制→強く制する

エは上下を逆さにし、「を」や「に」を加えて文にする

 例)遷都→都「を」遷(うつす、帰る)

これで、何となく分かりやすくはなったのですが、どうしても迷う問題が多かったです。幸いな事に、頻出度順の熟語の構成の解答欄に、簡単な解釈が書いてありました。

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この解釈がなかったら、私はこのセクションはお手上げだったと思います。この問題集にはとても感謝しています。

四字熟語

四字熟語が、一番苦手なセクションでした。私の場合、辞書やネットで意味を調べながら、ゆっくり一つずつ覚えていきました。でも、それでもすぐ忘れちゃうんです。忘れてもめげずにまた、ネットで同じ四字熟語を調べて覚える。地道な作業でした。ただし、このセクションと、対義語・類義語のセクションの熟語は、連結している部分が多いので、熟語の語彙力が増えると共に、正解率も上がっていくと思います。

それから、片方に四字熟語、隣に読み方が書かれている用紙を持ち歩き、ジムなどで活用しました。酷い作りで見せるのが恥ずかしいのですが、実際に私が使った用紙です。

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四字熟語に関しては、お世話になったサイトの紹介もしたいので、別記事で、もう少し細かくかきたいと思います。

対義語・類義語

これは、語彙力のある人は強いと思います。なるべく多くの本を読み、常日頃、語彙力をつけるのが大事です。私は、漢検の勉強を始めてから、普段どれだけ活字を読んでいないか思い知らされました。私のように、語彙力が乏しい人は、問題集を解きながら、知らなかった熟語は、一つずつ辞書で調べるしかないと思います。頻出度順の問題集にたくさん問題が載っているので、「解いて、調べて、覚える」の作業を私は繰り返しやりました。ある程度問題数をこなしていくと、なんとなく傾向も見えてくると思います。そうなれば、気持ちにも余裕が出てくるかと…。

同音・同訓異字 

このセクションも、問題を解いて、間違えたり、迷った漢字はネットで調べました。例えば、「しゅうそく」という読み方の漢字ならば、『 終息・収束・違い 』で検索すると、それらの使い方の違いを丁寧に説明した記事が、いくつか出てきます。それらの説明を読んで、しっかり理解をして覚えました。正直時間はかかりますが、ただ暗記するよりは、きちんと意味や使い方を覚えた方が、より脳に定着すると思います。

私は、月に一度ほど友人に手紙を書くのですが、「あれ?どっちの漢字だったけ?」と迷う事が多々あります。漢検の勉強を始めてから、それが少なくなってきたように思えます。

なぜ、同じ読み方なのに違う書き方の漢字がいくつもあるの〜?!と叫びたくなるほど、漢字の勉強をすればするほど、日本語の難しさを痛感します。漢検1級を持っているアメリカ人がいるそうですが、本当に尊敬してしまいます。

誤字訂正

このセクションは、私は、最後の方にやりました。他のセクションの問題を解いていくと(漢字を書く正解率が増えていくと)、自然と文章を読んでいて、違和感を覚える漢字が浮かんできます。そして、頻出度順の問題を解いていくと、出題パターンも、分かってくると思います。誤字訂正と同音・同訓異字は、連結しているので、この二セクションをセットで学習すると良いかもしれません。

送りがな

これも、問題をひたすら解いていくのが、手っ取り早いかもしれませんが、送りがなにはルールがあるので、そのルールを覚えてしまうのも悪くないと思います。でも、ルールが結構多いので、私は、参考程度に覚えられる範囲内で覚えました。ルールを簡単にメモしておきますね。

本則:活用語尾を送る[活用のある語]

(憤る、承る、賢い、etc.)

でも例外があって、

・語幹が「し」で終わる形容詞は「し」から送る

(著しい、恋しい、etc.)

・活用語尾の前に「か」「やか」「らか」を含む形容詞はその音節から

(緩やかだ、明らかだ、etc.)

本則:活用語尾以外の部分に他の語を含む語は含まれている語の送り仮名の付け方による[活用のある語]

・動詞の活用形またはそれに準ずるものを含む

(浮かぶ[浮く]、生まれる[生む])

・形容詞・形容動詞の語幹を含む

(若やぐ[若い]、重たい[重い])

・名詞を含む

(春めく[春])

活用のない語については

本則:名詞は送り仮名を付けない

(月、花、鳥、山、etc.)

本則:活用のある語から転じた名詞、活用のある語に接尾語(さ・み・げ等)が付いてできた名刺は、元の語の送りがなの付け方によって送る

・活用のある語から転じたもの

(動き、曇り、当たり、極み、etc.)

・接尾語(さ・み・げ等)が付いたもの

(暑さ、明るみ、惜しげ、etc.)

本則:副詞・連体詞・接続詞は、最後の音節を送る

(必ず、少し、来る、及び、但し、etc.)

書き取り

書き問題は、元々私が漢字の勉強を始めた目的ですので、地道に何度も手で書いて覚えました。2級新出漢字は、の問題集で一文字ずつしっかり覚えました。新出漢字は、読めるものは多かったのですが、書けない字が結構あったので、はとても役に立ちました。用例が多く載っていてるのもありがたいし、筆順もきちんと覚えられるので便利です。年齢のせいか、すぐに覚えられる漢字と、覚えるのにかなり時間がかかる漢字があり、結構苦労しました。頑張って覚えても、次の日にはすっかり忘れているなんて事もありましたが、それよりも、最初からなぜか覚えられない漢字までありました。

私よりも年上の方には、理解していただけたのですが、なんで?と思うくらい、頭に入っていかない漢字がありました。3級の勉強をした頃は、ここまで覚えるのに苦労はしなかったので、40代前半と後半で差が出たのでしょう。脳も、コンスタントに鍛えなければいけませんね。

実際に書き問題を解いていく上では、頻出度順の問題集も助かりました。問題数が多く、同じ漢字の問題が何度か出てくるのですが、私は何度も、同じ漢字でつまづきました。でも、そのつまづきのおかげで、確実に苦手な(覚えきれていない)漢字を集中して学習する事ができました。ステップの問題集も併用して学習しましたが、時間があまりない方は、両方の問題をひたすら解くよりも、一冊を繰り返して解いて、確実に覚えるのが肝心だと思います。

何度も間違えてしまう漢字は、漢和辞典(私は電子辞書利用ですが)の中にある、漢字の成り立ちを読むと、結構覚えやすかったです。それから、どうしても覚えられない漢字は、一旦目を閉じて手で書いてみると、頭に入りやすいかもしれません。

最後に 

私が漢検2級を合格した際にやった、検勉強法をまとめてみました。少しでも誰かの参考になれば幸いです。要は、地道に少しずつ勉強して覚えただけの事ですが、一気に何時間も学習するよりは、30分くらいずつでも、毎日続けた方が良いと思います。物を記憶するのには、眠らなくてはいけないらしいので、私は寝る前に勉強して、翌朝復習をしていました。それから、散歩をしながらとか、ジムで運動しながら覚えるのは、結構頭に入りやすかったです。サイクリング(自転車)のクラスやボディパンプなどグループクラスの最中も、四字熟語の用紙を見ながら暗記しましたが、覚えやすかったです。是非一度、体を動かしながらの勉強も試してみて下さいね。