よう先生の日々

よう先生の日常生活について レゴブロックやバルーンアートで遊ぶ日々

COVID-19 ワクチン。受けるか、受けないか。私は受けた。

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新型コロナのワクチンの2回目接種を終えたので、副反応などのメモ。因みに、私はファイザー社のワクチンを受けました。

アメリカでは、大人ならば誰でも新型コロナのワクチンが受けれるような状態になってきました。問題は、ワクチンを受けるか、受けないか。ここを悩む方も多いのではないでしょうか。

実際、私も悩みました。

正直、これだけ、色々な情報が飛び交うと、ビビリな私は、ワクチンを受けるのは、怖いです。「怖いです」と言っても、すでに受けたので、何を今更…かもしれませんが、怖かったです。

では、どうして受けたのか?

単純に、接種しないと、このパンデミックが終わらないのではないか…と思ったからです(私個人の意見です)。それに、週に一度とはいえ、補習校で働いているので、子供達や他の先生、保護者の方々に、少しでも迷惑をかけるような事が起こったら、申し訳ないなとも考えました。子供達の安全が一番大切な事ですし、私がコロナに感染して、学校を休んだりしても、迷惑をかけてしまいますからね。

もう一つ、接種しようと思った理由があります。これは、本当に個人的な事になりますが、それは、父親の寿命が長くなかったという事です。現時点では、コロナが収まるまでは、日本に一時帰省するのは、難しいです。(時間やお金をかければ、帰れるのですが、そこまの余裕もありませんし、色々な方に迷惑をかけるのも嫌なので)。後々、帰れるとなった時に、ワクチンを接種しておいた方が、何かと便利なのではないかと考えました。結局、父は先月亡くなってしまいましたが。

さてさて、受けるか、受けないかは、本人次第です。私は、自分が受けたから、他の人にも受けろと強要するつもりもないし、受けたくない人が怖い/不安な気持ちも、よーく分かります。「アレルギー体質の私でも、大丈夫だったから、きっとあなたも大丈夫よ」なんて事は言いたくないし、そんなのは、無責任な発言だと思います。なので、単純に、私が実際にワクチンを受けた際の副反応と、実際に接種した知人、友人から直接聞いた副反応について、メモしておきたいと思います。最近、忘れっぽいので、自分用の記録です。

まず、1回目の接種。

事前に予約をし、4月14日に、近くのカンファレンスセンターで受けました。なんと、その日は、ちょうど父が逝った日でした。姉が「きっと、お父さんが守ってくれるから大丈夫だよ」と言ったのに対し、ビビリな私は「お父さん、ひょっとすると、私も一緒にあの世に連れて行くのでは…」と思ってしまいました(笑)。

会場には、とにかく多くの人がいました。もちろん、全員マスクはしていて、スタッフの人達は淡々と並ぶ場所などを指示していましたが、とても良く整理されていて、スムーズに事が進んでいました。広い会場で、注射を打つ人は、20人くらいはいたと思います。「何番テーブルに行って」と、指示されたテーブルに行き、私は、軍服姿のお姉さんに打ってもらいました。「左、右、どちらの腕に打つ?」と聞かれたので、左腕をチョイス。打つ瞬間、ちくっとしただけで、今まで受けた注射の中で、一番痛くなかったです。「絆創膏いる?」と聞かれたので、「あ、大丈夫です」と小心者の私は答え(気分的に貼って欲しかったのですが、言えなかった)、終了。その後、たくさん椅子が並べられた所で、15分ほど座って待ち、特に目立った副反応が出なければ、帰って良いとのことでした。

副反応ですが、接種してから、3時間後くらいに、頭痛が始まりました。我慢できる程度の痛みですが、次の日まで続きました。そして、その夜、接種した患部が痛み出し、寝返りが出来ないほど、左腕が痛かったです。次の日も、その痛みは続き、間違えて左腕を触ったりしたら「イッテー!」と叫びたくなるくらい痛かったです。それから、一日中倦怠感があり、何もやる気になれず、微熱もありました。腕の痛みや怠さは、その翌日にはほぼ治り、微熱だけ、数日続いた感じです。

2回目の接種。

2回目の接種は、三週間後の5月5日です。2回目の方が、副反応が強く出て大変だ。などという噂が出回っていたのですが、実際に受けた知人の話では、2回目の方が、楽だったと言う意見があったので、なるべくそちらを信じる事に。ネットの噂より、直接知っている人の言葉の方が信憑性ありますからね。それでも、それなりにビビってはいましたが。

同じ会場で、2度目だったので、さすがにドキドキ感はほとんどなく、前回同様、列に並び、指示されたテーブルへ。前回とは違う人でしたが、今回も、軍服姿の若いお姉さんでした。とてもフレンドリーな方で、注射を打つ前に、打つ箇所を手で揉みながら、「打った後は、お水をたくさん飲んでね。痛みが酷かったら、タイレノール(アメリカで一般的な鎮痛剤)を飲んでね」などと説明をしてくれました。アドビルは避けた方が良いそうです。1回目のお姉さんは、何の説明もなかったぞ。と思いながら、話を聞き、その後でちくり・・とくるかと思いきや、本当に何も感じないまま、終了。きっと、打つ前にしっかり腕を揉んでくれたせいではないかと思っていますが、ただ単に、その日私が鈍感過ぎたのかもしれません。ちゃんと、絆創膏も貼ってくれたし、その絆創膏には、手書きのスマイルマークが書かれていました。素敵なお姉さんでした。とにかく、2本目の接種も無事終わり、また15分待機してから、帰宅。

2回目の副反応ですが、打った日は、特に頭痛はなかったです。寝る少し前に腕がどんどん痛くなり、翌日(これを書いている現在)も痛いです。これから、また反応が出てくるかもしれないので、数日後に、書き加えたいと思います。

友人の場合

私の直接の知人、友人でファイザー社のワクチンを受けた人の副反応ですが、全員、腕の痛みはあったとのことです。その他の副反応ですが、一人は、1回目、2回目とも倦怠感があっただけ。もう一人は、接種した日も、翌日も運動しまくっていました。いつもより疲れやすかったかな、程度。彼女は特別だと思いますが。もう一人は、2回目の方が辛い倦怠感に悩まされたそうです。だいたい、2日後にはすっかり良くなっているとのことでした。

ジョンソンジョンソン社を受けた友人は、打った後に、針穴から血が出たとの事。夜、ちょっと悪寒を感じたけど、次の日は平気だったそうです。

私の旦那は、モデルナ社のワクチンを受けましたが、1回目は、腕の痛みのみで、特に他の副反応は無し。2回目は、夜、寒気がして汗が出て、夜中ずっとうなされていました。隣で寝ていて、ちょっと怖かったです。でも、次の日は、普通にジムに行くくらい、元気になっていました。

日本もどんどんワクチンが出回ってくると思います。受けるか、受けないか、迷う方は多いと思います。お仕事や家族構成などによって、本当に悩む人も多いと思います。アメリカでは、看護婦さんでワクチン接種に来た患者さんに「私は、絶対受けないわ」なんて事を言う人もいるそうですが、無駄に他の人の気持ちを揺さぶるような言動は、慎むべきではないかな、と私は思います。悩んで悩んで出した選択がその人の正解だと思いますので。

ただ一つ、私は腕の痛みが酷かったので、もしも受けるのであれば、利き腕じゃない方に接種する事を、お勧めしたいです。