よう先生の日々

よう先生の日常生活について レゴブロックやバルーンアートで遊ぶ日々

アメリカで初の目の検査と、老眼を改善すると噂の目薬”Vuity"の話。

40歳半ばあたりから、どんどん老眼が進み、近い文字などが読めなくなっています。あまりにも見えづらくなったので、このまま失明してしまうのでは?とすら思えてくるほどです。きっと、これは、40代後半あるあるなのではないでしょうか。

小さい頃から視力の良かった私は、ちゃんと眼科医に診てもらったのは、小学生の時が最後だと思います。40代に突入した頃から、老眼が始まり、少しずつ悪化。友人や夫に、一度ちゃんと検査して貰えば?と何度か言われていたのですが、そこまで必要性を感じていなかったので、ずっと行かずじまいでした。

老眼鏡は、クラフトショップに売られている、安価な物を購入し、本当に必要な時にだけかけていたのですが、昨年辺りから、かける回数も増え、最近は、老眼鏡無しでは、本が読めなくなり、読書からはすっかり遠ざかってしまいました。スマホを見るのも辛く、友人への手紙を書く頻度もめっきり減り、目が良く見えないというだけで、やる気がどんどん低下してしまう。買い物に行っても、原材料や賞味期限の文字が読めなく、旦那に代わりに見て貰うのも、イライラすすし、疲れている時は、パソコンの文字ですら、小さいと読めない日もあります。生きているのがもうイヤ!・・とまではいかないにしろ、気分が落ち込む日が増えたように思えます。

ここまでくると、ついついYoutubeで「老眼が治る方法」などという甘い言葉に釣られ、目の運動をやってみたり、老眼に効くツボ押しをしている自分がいます。でもそんな簡単に治るわけもなく、どうやら老眼ばかりは、諦めるしかないようです。

そんな中、気になる目薬に関する記事を発見。老眼の症状を改善する目薬が、2021年10月にFDA(米国食品医薬品局)で承認されて、その事に関する記事や体験談などが、ネット上にいろいろ転がっています。それらの記事を読めば読むほど、興味が唆られ、そんな魔法の目薬があるのなら、ぜひ使ってみたいと思うようになりました。ついでに、白内障やら緑内障に関しての記事も目に留まるようになり、自分の目の健康についても、いろいろと心配になり始めました。何しろ、失明だけは恐怖を感じます。もうじき50歳になることだし、良い機会なので、ここは一度、眼科医にちゃんと検査して貰おう。ついでに、Vuityについても、専門家の話を聞いてみようと思い、早速旦那と一緒に眼科医へ行って来ました。

先にも述べた通り、きちんとした目の検査の経験がほぼ皆無の私にとって、当然のことながら、アメリカの眼科医へ行くのは初めての体験です。先ず、問診票を記入し(この問診票の質問の文字が小さくて、見えづらい・・)、眼科助手の指示通りに機械に頭を乗せ、片目ずつ写真を撮影。写真を撮る際の光がちょっと眩しかったです。その後、お医者さん(女医さんでした)が来て、目のチェックをされ、その後視力検査開始。機械を使って、その中の文字がどれくらいハッキリ見えるかなどの質問とともに、15分くらい、なんやかんやと検査されました。最終的に、視力は老眼1.75と診断されました。今まで使用していた老眼鏡は1.25で、最近見えにくくなって来たと感じていたので、「やはり」という結果でした。でも、その他は、特に怖い病気などもないとの事で一安心。とても感じの良い優しい先生だったので、老眼の目薬”Vuity"についてや、老眼を治す方法はないのかなどを、質問してみました。

そのお医者さんは、老眼鏡をかけることを勧めていて、最近は、近くだけでなく、ちょっと離れた場所も良く見える、お手頃価格の良いレンズがあるらしく、そちらを紹介してくれました。レンズだけで60ドルくらいだそうです。今まで、良く耳にしてきた、バイフォーカル(二重焦点)のレンズもあるけれど、そちらだと、もっと値段は高くなります。でも、1日中かけ続けるのなら、バイフォーカルのレンズの方が良いし、最近は、バイフォーカルだと分かりにくい良いレンズも出ているとのことでした。でも、老眼鏡をずっとかけ続けるのには、どうしても抵抗を感じてしまう私。

その後、目薬Vuityについて聞いてみました。Vuityは、老眼が治るのではなく、一時的に(6時間程度)老眼の症状が改善されるというお薬だと説明してくれました。その辺りは、Vuityを売っている会社のHPにもしっかり書いてあります。目薬のサンプルもあるらしいのですが、サンプルを渡すにあたっては、眼底検査(Dialated Eye Exam)が必要だと言われました。その目薬を使うのに適していない患者さんもいるようです。

今までに、何人かサンプルを渡して、トライした患者さんがいるそうですが、トライした後も使い続けている患者さんは、ほとどいないとのこと。その理由の多くが、実際に効き目があるのは、6時間程度なので、通常8時間勤務の人には、あまり役に立たないからとの事でした。使用頻度は、一日一回と決まっているので、納得の理由です。とにかく、他の患者さんの意見を聞く限り、あまりお勧めできない様子でした。

なので私は、「週に一度、午前中だけ、日本語補習校の時間に、使用したいのです。マスクをしているから、老眼鏡だと曇ってしまうので」と説明すると、「そういう理由なら、この目薬は適しているかもしれないわね。でも、先ずは、とにかくサンプルを試してみてほしいし、サンプルを渡すには、眼底検査をして頂かなくてはいけないの。万が一、目の奥の方に何か問題があれば、この目薬は処方できないから」と言われました。

また、今後、暫くの間、目の検査に戻ってこないと思うし、せっかくの機会なので、隅々までしっかり検査して貰うのも悪くないかも…と思いつつも、どうしようか迷っていたら、「しばらく考えてみて、それでもVuityを試したかったら、眼底検査をやりに戻ってきて」と言われたので、とりあえずその日は、眼底検査は一旦保留にしました。

目薬についての説明の後、老眼を治す方法はないのか?という質問も投げかけてみたら、「手術しかない」との答えが返って来ました。レーシックの手術と水晶体をトライフォーカルのレンズに変える手術があるらしいです。ただ、レーシックの場合だと、2年程度しか持たないとのこと。一方、水晶体を変える方の手術は、一度やれば、死ぬまで老眼鏡いらずらしいです。とても魅力的なお話です。白内障の手術と一緒なので、安全だし、短時間で終わるらしいです。ただ、現在アメリカでは、保険などは効かないので、15,000ドル(USD)もかかるとおっしゃっていました。私にはちょっとその金額は無理かな。その眼科医のご主人(50代)もやったそうなのですが、本人はかなり満足していて、やって本当に良かったと言っているそうです。そのご主人の場合は、眼科医の家族割引で半額だったらしいのですが、それでも大きな出費だったと言っておられました。因みに、日本では、白内障と診断されれば、この手術が受けられるみたいですよ。ガセネタかもしれませんが。

さて、検査からの帰りの道中で、旦那に「どうしようかな」と言うと、「老眼鏡を使うしかないんじゃない?」

・・・ですよね。「手術代がもっと安ければ、やりたいところだけど」というと、旦那も「3000ドルくらいだったらねぇ。でも、目薬を試してみたいなら、試してみれば」と言われたので、いろいろ考え、1週間後に眼底検査をする事にしました。

眼底検査は、特殊な目薬(散瞳薬)を入れて意図的に瞳孔が開いた状態を作り、ライトや眼底鏡などで、眼の血管や網膜などを観察します。実際検査してもらい、結果は、特に異常なしでした。Vuityを使用しても、問題は生じないだろうとの事で、サンプルを貰ってきましたよ。

「最初の頃は、染みたりすると思うけど、慣れるまで我慢強く試してみて。後日、使用した感想を伝えに来てね、その後で、もしも継続したいなら、処方箋を出してあげるから」と言われ、この日は終了。

因みに、眼底検査では、散瞳薬を入れてから、検査するまでに、20分くらい待たなくてはいけませんでした。検査後は3時間程度、紫外線を避けなくてはいけないので、帰り際にサングラスをしました(お医者さんから、顔に貼っつける?UVカットのサングラスを貰いました)。

Vuityという目薬、気になりつつも、ちょっと使用するのが怖かったのですが、今回良いお医者さんと出会い、じっくり説明をしてもらい、副作用もほとんどないとの事なので、チャレンジしてみることにします。とりあえず、1週間続けてみて、また結果と感想を書きたいと思います。効く人と、そうでない人がいるようなので、どうなることやら。

・Vuityについては、こちらの記事が詳しく説明しており、私がお医者さんから聞いた事と、ほぼ同じことが書かれていたので、参考になると思います。

老眼鏡を不要にする点眼薬「VUITY」がFDAに承認される - fabcross for エンジニア