よう先生の日々

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みんなで遊べる!レゴのボードゲーム、LEGO 40198 レビュー

Ludo(ルド/ルドー)というボードゲームのレゴバージョン(LEGO 40198)のレビューです。

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はじめに

私は今までよく知らなかった、ボードゲームのルド(ルドー)。すごろくゲームの一種です。過去に遊んだ事は一度も無かったのですが、色々調べてみたら、ルドやルドに近いゲームが他の国ではかなり古くから親しまれていると知り、とても興味を持ちました。今回このゲームのレゴバージョンを購入したのですが、レゴが好きな方はもちろんの事、そうでない方も楽しめるセットだと思います。お正月やお盆休みなど、帰省をする際の手土産としても良いと思いますよ。普通の双六と比べると、やや戦略も必要となるので、家族や友人と遊んだらきっと盛り上がると思います。たまには、画面の中のゲームを一旦お休みして、ボードゲームでのアナログな交流も楽しんでみてはいかがでしょうか。

ゲームLUDO(ルド/ルドー)について

ルドはイギリスで1896年から存在する、すごろくゲームです。インドの伝統的な「パチーシ」というゲームが元になっているそうで、かなり昔から存在し、世界各地で遊び継がれているようです。

任天堂SWITCHの「世界のアソビ大全51」にもこのゲームが含まれている事から、有名で楽しいゲームだという事が伺えます。

基本の遊び方(ルール)

2〜4人で遊びます。自分の好きな色を決め、その色の4つの駒を自分の定位置に置きます。そして、順番にサイコロをふり(ルーレットを回し)、出た数だけ駒を白いマス目に沿って進めていき(一周し)、4つの駒全てを自分の色のゴールに一番最初に入れた人が勝者となります。普通の双六との違いは、各プレイヤーが4つ駒を持ち、それを全てゴールさせるという所です。

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更に、この双六にはシビアなルールが2つ追加されます。一つ目のルールは、サイコロ(ルーレット)で6が出ない限り、自分の駒をスタートさせる事ができません。最初に6が出なければ、次の人に順番が回ります。自分の番が回ってきたとしても、とにかく6が出ない限り、永遠にスタート地点に立てない事になります。そして、二つめのルールが、自分の進めている駒の止まる場所に、他のプレイヤーが先にいたら、先にいたプレイヤーをスタートの定位置まで戻す事ができます。なので、後ろから他のプレイヤーが迫ってきたら、自分の所に止まらないか、ドキドキします。そして、もしもスタート位置まで戻されたら、また6の目が出るまでは、出発できないのです。ちなみに、6が出れば、もう一度サイコロを振る事ができます。

これらが基本のルールですが、これに色々なルールが付け加えられるようです。トランプゲームの大富豪のように、遊ぶ地域やグループによって様々なルールを決めて遊ぶのも、このゲームの楽しさの一つのようです。6が出るまで駒が進められないと、小さいお子さんはつまらなくなるかもしれないので、その辺のルールは緩くするのもありだと思います。

私は、このゲームが届く前に、動画でルドゲームの実況中継の様子を見ました。おかげでルールや面白さをすぐに理解できました。メモ代わりに動画を載せておきます。

LEGO 40198について、発売年やピース数など

セット型番/名前: 40198/LEGO Ludo Game

購入場所:LEGO Shop

メーカー希望小売価格:39.99 ドル

発売年:2018年

ピース数:389ピース

対象年齢:7歳以上

写真

箱をオープン!中には、組み立て説明書と、ダークグレーのベースプレート1枚、プレート16x16が4枚、それに5袋に分けて入れられたブロックが入っています。

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完成

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緑、黄色、赤、青の4つのチームに分かれています。各チームのベースには、それぞれ春夏秋冬のテーマに沿った付属の飾りが付いています。

ミニフィグ達

ミニフィグは、8種類 X2体ずつの、計16体入っています。デュアルフェイスのものと、そうでないものが混ざっています。各チーム、4体ずつ並べてみます。同じ服で顔が2種類あるのが、デュアルフェイスのミニフィグです。

緑チーム

花盛りの木とベンチ、カップが付いています。春のピクニック気分ですね。

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男の子も女の子もデュアルフェイスです。

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黄色チーム

南の島にあるような木、ビーチチェア、砂の城が付いています。ミニフィグも短パン姿です。

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女の子だけデュアルフェイスでした。

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赤チーム

紅葉した木、垣根、かぼちゃが付いています。

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赤チームは、デュアルフェイスではないです。どうせなら、全部デュアルフェイスで統一すれば良いのにな、と思いました。

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青チーム

雪山とソリが付いています。

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青チームも女の子だけデュアルフェイスです。

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ルーレット

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ルーレットが一個ついていますが、これがやや使いにくい(回しづらいです)。コツを掴めばすんなり回せるようになるのでしょうが、私は遊んでる途中でサイコロに変えちゃいました。このルーレットに関しては、他の人の苦情のレビューを見かけました。ここは残念ポイント。

組み立て説明書

オフィシャルの組み立て説明書は、こちらからどうぞ。最後の方に、遊び方の説明書もあります(英語、フランス語、スペイン語のみですが)。

組み立て説明書 - コンシューマーサービス - LEGO.com JP

贈り物にお勧め!

レゴが好きな人にはもちろん、そうでない人にもこのボードゲームはプレゼントとしてもお勧めしたいです。親戚の集まりなどがある場合、これを甥っ子や姪っ子のお土産として持って行ったら、人気者になれるかもしれませんね。先にも述べたように、任天堂Switchでもこのゲームを楽しむ事が可能です。でも、実際にブロックを組み立てたり、駒を手で動かしたりするのは、感覚が全然違うと思うのです。実家での団欒や友人との飲み会(現在は自粛せざるを得ない状態なので、新型コロナが落ち着いてからになりますが)などでも、このボードゲームが一台あれば盛り上がると思うので、友人へのプレゼントにも良いと思いますよ。3世代で生活しているお宅なら、祖父母と孫で遊べます。手先を動かすのは、脳の活性化にも役立つと思いますので、それ程難しくはないけれども、やや戦略も必要なルドゲーム、お年寄りにも適した遊びではないでしょうか。


LEGO 40198 Ludo Game

旦那と二人で遊んでみた

組み立てるのも旦那に手伝ってもらい、完成後、早速ゲームをやりました。二人でもそこそこ楽しめましたよ。一回の勝負で30分くらいかかったと思います。でも、これは3人以上の方が確実に楽しいゲームだと感じました。今はソーシャルディスタンスも気になるし、ボード遊びを一緒にしてくれるほど親しい友人が近くにはいないので、新型コロナが落ち着いて、帰省できる時がやってきたら、家族や仲良しの友達と一緒に遊びたいです。日本に持っていく用にスペアのセットも購入済みです。同郷の仲の良い友人が3人いるのですが、いつの日かこの4人で、ルドで遊んだら絶対盛り上がるなー、と想像を膨らましている最中です。新型コロナ、早く終息しないかな。

最後に

今回は、2〜4人で遊べるレゴセット、LEGO 40198(ルド/ルドー)について紹介しました。ベースプレートがあれば、ゲームの基盤を作るのはそう難しくないと思います。レゴのパーツをたくさん持っている方は、組み立て説明書をみながら、オリジナルのルドゲームを一度作ってみてはいかがでしょうか。前の方にも書きましたが、ルーレットは、回しづらいです。それさえ除けば、とても良いセットだと思います。いろんなレビューを読みましたが、とにかく高評価です。複数のセットを購入して、友人家族全員に配るんだ、なんてレビューを書いていた人もいましたよ。今時ボードゲームなんて、昭和世代にくらいしかウケないのかもしれませんが、私はお勧めします。レゴカレンダーと同じくらい、買って良かったと思えるセットです。