よう先生の日々

よう先生の日常生活について レゴブロックやバルーンアートで遊ぶ日々

お正月向け工作:簡単な羽子板の作り方

簡単な羽子板の工作の紹介です。ダンボールなどを使って羽子板を作ってみませんか。

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はじめに

アメリカに住んでいても(住んでいるからこそ?)、なるべく多くの子供達に、日本の文化や伝統について学習や体験をして貰いたいと常日頃思っています。現在、アメリカの補習校で小学一年生の担任をさせて貰っていますが、以前、幼稚園のクラスを受け持っていた頃は、毎回工作の時間があり、なるべく日本の伝統遊びなどと結びついた工作をやるように心がけていました。

毎年1月は、折り紙で独楽を作ったり、紙皿を利用して羽子板を作っていました。今回は、ダンボールや紙皿を使った、簡単な羽子板の作り方を紹介したいと思います。

ダンボールの羽子板の作り方

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「どうせなら、見た目も羽子板らしい羽子板を作りたい」と思っていましたが、どうやれば良いかわからずにいました。そんな中、知人がダンボールを使って、素敵な羽子板の作り方を教えてくれました。ダンボールで羽子板を作るなんて、想像することのできなかった私は、初めてこの羽子板を見た時には、軽く感動しました。見た目がなかなかそれっぽいです。ネットで羽子板の作り方をじっくり検索すれば、見つけられたのかもしれませんが、直接誰かに教えてもらうのは、やはり分かりやすいですね。教えてくれた知人には大感謝です。

必要な物

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・ダンボール箱(私はレゴが送られてきたダンボール箱を使用)

・クラフト用スティック

上の写真のスティックをWalmartで購入しました。サイズは1.25インチ x 10インチ(3.17cm x 25.4cm)です。Hobby LobbyやMichaelsでは、この大きいサイズのスティックは見つけられませんでした。サイズを小さめに作れば、割り箸でも代用可能だと思います。

・接着剤(ボンド、糊、ホットグルーガンなど)

・A4サイズの紙、画用紙(絵を書いて貼る用)

・折り紙など(装飾用)

作り方

作り方はいたって簡単で、ダンボールを羽子板の形(持つ所以外)に切り、クラフト用のスティックを糊などで貼りつけるだけです。私は、ステイックを付けるのに、ホットグルーガンを使用しました。

クラフト用スティックを取り付けず、最初からダンボールを柄の部分も含めた羽子板の形に切り取っても良いのでしょうが、それだとおそらく、柄の付け根部分が弱くて折れやすいのではないかと思います。大きめのダンボールを使用し、縦に切ると大丈夫かな?

サイズは、お子さんの身長や自分の好み、ダンボール箱の大きさによって変更してもらえばよいのですが、私が作ったサイズは、下記の通りです。

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遊ぶのには、これだけで十分ですが、さすがに味気ないので、同じ大きさに(もしくは、一回り小さく)切った白紙や画用紙に、絵を描いたり、折り紙を貼ったりして、可愛らしく飾り付けして下さいね。

紙皿を使っての羽子板の作り方

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こちらは、とても簡単な紙皿と割り箸とガムテープで作る羽子板です。あっという間にできます。時間があまりない方は、こちらをどうぞ。

必要な物

紙皿 1枚

割り箸 一膳

ガムテープ(布のガムテープの方がしっかり固定できると思います。最近は綺麗な色や模様の着いたガムテープが売られているので、嬉しいですね)

作り方

まず、紙皿の上に、お子さんに自由に絵を描いて貰います。お正月シーズンなら、干支や年号などを描くと良いですね。描けたら、裏側にガムテープで割り箸を取り付けます。長めのガムテープで2箇所しっかり固定すればできあがりです。

裏面です(はい、かなり雑な私)

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羽根(羽子)について

羽根は、単純に丸い風船を一個小さめに膨らませたもので十分だと思います。

私は、6インチのラウンドバルーンと、160のバルーンを適当にねじり合わせて、羽根っぽい物を作ってみました。重さのバランスがあるので、下のラウンドバルーンの中には、輪ゴムをいくつか入れて重くしてあります。

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遊び方について

お友達と二人で、もしくは、親子でそれぞれ羽子板を作り、膨らませた風船を打ち合う。

お友達複数人で、円くなり、みんなで風船を打ち合う。

それぞれ羽子板と風船を持ち、一人で真上に高く打ち上げて、誰が一番長く(多く)打ち続けられるかを競う。幼児にとっては、数を数える練習にもなりますよ。多く数を打てるようになると、自慢げに「40回できた!」「70回も続いたよ」なんて教えてくれると思います。

最後に

今回は、手作り羽子板の作り方を紹介しました。お正月に限らず、いつでも楽しめる遊び道具だと思います。紙皿と割り箸の羽子板は、本当にすぐに作れるので、ぜひ友達や親子で作って遊んで欲しいです。羽根つきは、災いを「はね」のけるという縁起担ぎもあるようですので、2021年のお正月は、みんなで羽根つきをして、コロナウィルスもはね退けたいですね。